【ルールと想いは相反する概念ではない】
弊社は「経営計画書」を活用し会社を成長させてきました。
そのため経営計画書をはじめ社内のルールやマニュアル、組織化について質問をいただくことが多いです。
例えばこんな内容です。
「理念先行でやっていきたいのですが経営計画書は必要ですか?」
「文化を作りたいので経営計画書は要らないかな」
「ルールや決め事が多いと働きにくいので理念のもとに組織を作りたい」
仰るように経営計画書には会社の数値目標だけでなくルールや方針が多く盛り込まれています。
しかし、弊社はルールで縛られて働きにくいわけでも、理念や文化がないわけでもありません。
むしろ多くの治療院よりも理念が浸透し価値観が揃っていると自負しています。
理念とは会社が大切にしている価値観やこう在りたいと思い描く理想の状態です。
例えば、「患者様だけでなく社員も笑顔になれる治療院にする」などです。
ではルールやマニュアルは何か?
それは、そんな理想的な状態に向かうために今すべきことを体系的に取りまとめたものです。
つまりルールや方針に沿って行動することで理念として掲げる会社に近づけるという事です。
分かりやすくまとめると、
理念や想いは目的
ルールや方針は手段
です。
ここを正しく理解していないと、
「理念型経営とルール型経営」などと対立構造で考えてしまったり、
「理念や文化を重視しているのでルールは馴染まない」と勘違いしてしまいます。
大切なのはそのバランスとそれを浸透させるための「型」を持っているかどうかです。
エンパワーメント式の手帳型経営計画書活用術は治療院経営にとって最高の「型」だと思います。
理念もルールも要は活用法次第です。
実際に弊社では業界でありえないくらい離職者が少なく働きやすい環境を実現しています。
ルールは決して社員を縛るためのものでなく、働きやすい環境を作るためのものです。
ルールがあるからエンパワーメントの社員は皆明るいのです。
いくら理念ばかり唱えていても社員の行動が伴わなければ会社は成長しませんよね?
それと同じで「クレド」といった行動指針も
「出来たらこうしてね」ではなくやり続けることでしか成果には結び付きません。
「出来たらこうしてね」ではなくやり続けることでしか成果には結び付きません。
最後に、
意外と思われるかもしれませんが私たちの経営計画書にも理念やミッションは書き記されていますし
毎日読み合わせをします。
毎日読み合わせをします。
そう。理念とルールは相反する概念ではないのです。
・これからさらに会社を成長させたい!
・もっと採用したり離職を減らして仲間を増やしたい!
・会社の文化を明確に浸透させていきたい!