【院長と経営者の違い】
勤めていた治療院を卒業し、自分の院を持ち院長となる。
多くの先生がこの様な流れで、今「院長」としての仕事をされていると思います。
ではいつまで「院長」を続けていきますか?
院長とはいわば「現場の長(おさ)」です。
院内の誰よりも患者様のことスタッフのことを考えて動いていかないといけない存在です。
もちろん施術の手を抜くことも出来ません。
私も長く院長でしたからその大変さ楽しさを知っています。
これからもずっと院長としてやっていく。
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、スタッフを1人以上雇っているのであれば院長でありながら「経営者」でもあります。
とすると院長の仕事以外の「経営」と言う仕事を
どこかでやらなくてはいけません。
もちろん自分の院が期間限定で閉める前提なら、そんな必要は有りませんが
そんな前提で仕事をしている方はいないはずです。
では、これから「経営」という仕事をしていく為に
何をしなければならないか?
それは先ずは経営という仕事をする時間を作るという事です。
ここで注意が必要なのが、何となく気まぐれで院長が
現場に来たり来なかったりする事です。
これではスタッフを迷わせ戸惑わせるだけで
上手くいきません。
必ず「何曜日の午後は経営者としての仕事をするから現場には来ません。」
と言ってから現場から抜ける時間を作って下さい。
そうすれば先生も時間が作れるしスタッフも育っていきます。