私たち治療院業界の経営者は他業界と比べても学ぶ意欲が高く、素直で頑張り屋の人が多いと言われています。
しかし一方で学んだり努力する方向が目先の売上アップの手法や治療技術、あるいは補助金や助成金についてなどとかなり偏っています。
経営の最終責任者としてあらゆることについて学び続けなければなりませんが私の考える治療院経営者が特に学ばなければならない四つの項目をご紹介します。
①人材について
私たちのビジネスは人が商品です。物を売るビジネスでは無い以上、院で働くスタッフや人材について深く学ぶ必要があります。特にこれからの時代労務を疎かにしていては院は衰退していきます。
②集客について
どんなに素晴らしい治療技術もそれを広めるためのツールが無いとただの自己満足です。ホームページをはじめとして自院に合った患者様を効率的に集めることは院の安定成長に不可欠です。
③財務について
経営は現金で始まり現金で終わります。
にも関わらず自院のキャッシュフローを正しく把握していない方が多いです。手元の現金が危ういと安心して経営することは出来ませんし、倒産の一歩手前という事実に気づかず経営している人も多いです。
④経営計画について
売上の計画はもちろん人材の採用育成計画や財務の計画までありとあらゆる経営の要素を盛り込み毎年作成します。単なる事業計画書ではなく経営の武器になる経営計画書を作成し活用できているかどうかで経営者としての強さは決まります。
エンパワーメント経営アカデミーでは上記の四つを軸に治療院経営が本質的な経営を学ぶ場を提供しています。
本当に自社を良くしたい、地域に貢献したい、社員が働き続けられる会社にしたい、そんな思いを持つ方だけが集まるコミュニティです。
治療院ビジネスの本質はローカルビジネス、ピープルビジネスです。店舗数による違いはあれど経営の本質的な課題はどこも同じです。