【経営者の覚悟が全て】
いま5〜25店舗のグループ院が非常に苦しい。
私たち平川接骨院グループも例にもれない。
オペレーションはある程度確立されていて育成も上手く入っているが人材が定着しにくい時代になっているのが主な要因だろう。
なにしろ転職のハードルが昔と比べ格段に低くなっている。
「せっかく育ったと思ったら辞めちゃうのかよ(怒)」
素直な経営者の気持ちだと思う。
だから規模を維持するため採用が必須だが、なかなか上手くいかない。なにしろ業界を志望学生が年々急速に減少しているのだ。
それ以外にも採用がうまく行かない要因は幾つかあるが、私は最も大きい要因は「社長が本気で採りに行っていないから」だと思っている。
もう少し突っ込むと、意地でも採るという「覚悟」が社長に無い。
すぐに稼げるわけでも無い人材の採用に1人100万円以上も掛けるには「覚悟」が必要だ。
しかし覚悟は決して気合や根性から、ましてや経営センス生まれるわけでは無い。
採用とは常に「先行投資」です。
つまりはこの先の会社の見通しを立てなければ採用がうまく行くことは絶対にない。
つまり「経営計画」が無いと採用はできないということ。
経営計画とはどこにお金を(重点的に)使うのかの計画。つまりは投資計画だ。
採用を始めとする先行投資は社長しかできない意思決定なのだ。
もちろんいま余裕が無いために経営計画を立てても短期的には採用がうまくいかない会社もある。
でもだからこそ中長期の経営計画を立てどうやったら採用し続ける会社になるかの道筋を社長は立てなければならない。
採用し続ける会すなになるために、
「今年はPLの改善」
「来年までにはBSをここまで持っていく」
「金融機関との交渉を粘り強く続け融資を得る」
「人材定着のために労務と教育を徹底する」
このようなことを定量、定性的に計画に落とし込むのだ。
エンパワーメント経営アカデミーで経営計画書を作っている会社はたとえ地方でも離島でも採用がうまく行っている。
私たち平川接骨院グループにも来月から新たに53人の柔道整復師、鍼灸師が入社してくる。
特別な採用ノウハウがあるわけでも無いし、紹介会社からの採用は10%にも満たない。採用担当者及び採用チームは本当によく頑張ったと思う。
しかしその前には「是が非でも採る」経営計画を立てた経営者の覚悟が必ずある。
社長が覚悟を決めていなければ幹部や社員は安心して働けない。
採用が難しい理由なんていくらでも挙げられる。
できない理由を探して言い訳をする。
そんなのは社長の仕事では無い。
#エンパワーメント経営アカデミー
ここに経営計画を作成するため塾に集まって経営者と幹部と共に頭に汗をかく会社が絶対に成長し続けるようにサポートする。
これも私の「覚悟」である。