【社員に主体性を求めてはいけない】
主体性が発揮されないのは、社員個人の問題というよりは会社や組織の仕組みや制度の問題の方が大きいです。
答えは会社の数だけあると思うが、
良くある要因は
「会社の決まりごとが少なすぎる」ことです。
会社の方針や報告や会議体などのワークルール、マニュアルやオペレーションなど、
「いつ何をやるべきか?」
「誰が何をやることで成果が出るのか?」
これからが極端に少ないのか治療院業界です。
仕事とは、決められたことを決められた通りに実行して成果を出す仕組みがないと売り上げは安定しませんし規模の拡大は困難です。
にも関わらず「社員の主体性の無さ」を言い訳に「ルールやマニュアル」を作らない経営者が多い。
マニュアルやルールを作り過ぎると社員が主体的に動かないのでは?と質問されますが「ルールやマニュアル」を守ることと主体的に仕事をすることは全く関係ありません。
そもそもこちらが求めなくても自ら動くのが主体性ですから求めている時点で矛盾しています。
同じ経営者として社員が自主的に成果を出すために動いてくれる、それを期待する気持ちには同感しますが、そればかりでは会社は一歩も前に進みません。
お客様満足や売り上げの為に、
「何をするのか?」
「何をしてはいけないのか?」
を経営者自身が明確にする必要があります。
経営者が決める事から逃げてはいけないのです。